みなさんおはようございます(^◇^)

 

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木は、伐ってから100年経った時が強度が一番強い。

現代の日本の住宅寿命はわずかに30年。  木が、円熟期を迎える前に家を解体され、廃棄処分されているのが現状。

 

住まいを建てた時に木材は、どれくらい使われていると思いますか?

工事費全体の、わずかに8パーセントくらいに過ぎないんです。  素人の人は、工事費のおよそ50%くらいが木材や、大工の手間だと思っている人が多い。

あと5パーセントでも木材を使えば、きっと100年以上もつ家が出来る。

 

展示場にある新しい家をみて、綺麗だなぁって、誰でも想う事でしょう。 それは私も同じ。

私は、綺麗だなぁって想っても、住みたいなぁとは思いません・・・・・

 

古材を使った家を、目の当りにすれば、その古材を使った空間の素晴らしさに、一目で引き込まれる。

古材の再利用は、職人の技や文化の継承にも繋がる。

そして、手間をかけた匠の技は、+地域活性化にも繋がる。 手間をかけて地域に根ざした仕事が地域活性化に。

 

古材を使う時には、将来的に軸組が緩まないように木と木を、きつ目に接合する。 そして古材と新材が一体になる。

そこに新たな古材の存在感が生まれる。

 

古い民家のたたずまいは私たちを癒す。 100年、1000年という歴史が、生命そして日本固有の風土と文化を醸し出す。

戦前までは古材の再利用は、あたり前の文化だった。

戦後、高度経済成長と共に古材が使われなくなってしまった。

ただこれを昔のように戻すだけ。  もともとあった文化に戻すだけ。

解体して新しい住まいを建てる時に、古材を再利用するという文化になってほしい。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^◇^)