けさはどんよりと曇っていてちょっと肌寒い。

今日は地元古河市の築140年の「古民家鑑定」に向かいます。 どんな古民家に出逢えるか今から楽しみです(^O^)/

 

「古民家鑑定」は、古民家のコンディションを明確にできます。 古民家の健康診断のようなもの。

5月から「古民家鑑定」が新しく変わりました。

・ 現在の古民家のコンディションの評価

・ 文化的、伝統的建物の価値として不動産鑑定評価とは別の価格査定

・ 今後のメンテナンスのスケジュール

などを記載し古民家の鑑定結果を書面にした報告書である。  古民家鑑定書発行費用も含め10万円(消費税別)を頂き調査を行ないます。

 

古民家鑑定書の評価項目は、周辺環境適法性、環境性能、構造躯体、屋根、外壁、基礎、内部、予防保全計画、そして家歴書。

家歴書には家のメンテナンスや増改築をした情報を蓄積して残していく役割がある。

いいものをきちんと手入れして長く大切に使う。 ストック重視型の建築。 長期にわたって循環利用できる質の高い住宅の普及が大切。

 

「きちんと手入れして長く大切に使う」と口では簡単に言えますが、何十年か先になると「そういえば10年くらい前に何々を直したぁ・・・」

と住んでいる方が覚えているかもしれませんが、100年後はどうでしょうか。

自分たちの世代だけでなく、後世に家の記録を残していくものが「家歴書」なのです。

 

「家歴書」は「住宅履歴書」とも呼ばれ、住まいの修繕履歴あるいは定期点検の結果などを記録した履歴簿のことを言います。

平成21年6月に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」の中に書かれています。

つまり国を挙げて家歴書の作成・保存を後押ししているのです。

 

「第2回 古民家フォト甲子園」  www.kominkaphoto.com/