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みなさんおはようございます(^O^)/

 

1950年、昭和25年に日本の「建築基準法」が制定されました。

昭和25年より前に建築されたものは「伝統構法」、それよりあとが「在来工法」現代の建築です。

そして1981年、昭和56年に「新耐震基準」が制定。 国交省はそれより前のものは保証も保険もないからご自由にどうぞ・・・・・みたいな。

だからといって壊していいんですかね?

古民家には先人の知恵がたくさんある。文化的な価値がある。環境にも配慮されている。

古民家は地震にも強く、揺らして持たす免震構造の考え方。

最近はハウスメーカーも免震構造を取り入れている。 ハウスメーカーが伝統構法を改修したり直したりも。

知って直す事と知らないで直すのは大きな違いがある。

 

古民家の先人の知恵の一つとして、「光付け」という技術がある。

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古民家は、このようにほぼ束石の上に柱をのせただけ。 これは柱の元に水がたまらないように石の形状に合わせ柱を加工する技術。

腐朽菌の繁殖条件をご存知ですか?   温度、湿度、空気、この3つです。

「光付け」の技術は、腐朽菌がまわらないようにする技術なんです。

シロアリの繁殖条件も実は同じなんです。 温度、湿度、空気。 先人たちは日本の気候や風土や災害など十分に理解していたんです。

 

それに比べ現代の家は、どうなんでしょう・・・・・・ 考えさせられますね。

現代の建物は金物ばかりに頼ってる。 何でも金物のところから腐るんです。 建物の寿命を縮めてるだけなのに。

現代の法律がそれでいいんですからどうにもなりませんけど。 あとの事など全く考えてないから。

太陽光も今ブームですがあんなの建物にとったらいいわけないですよ!

本当の事を、きちんと学ぶべきです。

 

古民家を所有されてる方には、まずは「古民家鑑定」をお勧めします。

「古民家鑑定」のオプションとして10月から「土砂災害簡易診断」、薬剤に頼らない「伝統防除床下インスペクション」を導入しました。

そして昨年からおこなっています耐震に関しての「早稲田式動的耐震性能診断」。

これらは専門家に調査を依頼します。  古民家のプロの「古民家鑑定士」にお気軽にご相談を。

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日々、束の間のブレイクタイムには大好きなカプチーノを。

今日は連休明けで忙しい。  今日も素敵な一日をお過ごしください(^O^)/