みなさんおはようございます。

 

 

先日、富士山では初冠雪が観測されました。

昨年より一か月以上も早い。

今年は雪がたくさん降るんでしょうか。

 

お彼岸中はお線香をあげさせてもらいに。

ずっと親戚同様のお付き合いをさせて頂いてて長年お世話になっているお家にも。

お線香をあげさせていただくと改めて色々なことを感じる機会が出来て感謝します。

 

親父がまだ独りもので、商売を始まったばかりの頃の話を親父から良く聞いていました。

親父は何も隠さずに苦労話やお世話になった方の話を私や妹にしてくれていました。

 

まだ地元に工業団地もなく、戦後の復興で開拓の住宅団地をつくる時のこと。

昭和30年代、当時は地元に建築をやる建設会社は親父の会社だけで、一気に住宅団地をつくる事に。

 

親父は独りものだし、実績もなく信用もない中で、大きな仕事を請負いました。

銀行からはお金も借りられなく、日々のお金の大変な状況だったところを、その親戚同様にお付き合いをさせて頂いてる方が保証人になってくれお金を借りる事が出来たそうです。

 

ある秋らしい陽気の夕方、親父は仕事帰りにそのお宅に寄った時、親父はブルブル震えていたそうです

「サブちゃん、なんで震えてるの?」って、先日100歳になったばかりのおばちゃんが、その時に。

すると親父は1日半、ご飯を食べてなかったみたいで・・・・

そういう事が何度もあったみたいです。

 

当時は独りだから、打ち合わせし、設計し、見積もりして、現場もやって何から何までだからご飯を食べることを忘れてしまったみたいです。

そういう生活がしばらく続いたようです。

そんな中でも親父の明るさやまわりを引き付ける魅力は、貧しい家で育ち、百姓奉公までした苦労人の謙虚さのようなものをつくづく感じます。

 

お線香をあげに行って、親父の昔話を聞かせて頂くたびに、改めてまわりの方々に支えられ今があるんだと感謝しています。

今日も感謝と創業の精神を忘れず全力で頑張ります。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)