毎日風がスゴいです。 春の嵐です。 マスクは外せない。

 

古民家にお住まいの方は、「もう古いなぁ、だいぶ傷んでるなぁ~」。まわりの人から「これじゃ危ないから壊した方がいいよ」なんて言われてませんか?

壊そうなんて簡単に言わないで下さい。 代々継承されてきた文化的に価値の高い古民家は、先人の知恵が豊富にあり歴史が刻まれている。

茨城県内の53,000棟もの古民家は日々4棟の割合で簡単に壊されている。

「スクラップ&ビルド」から今は、環境の時代。 いいものをつくって長く大事に手入れをして使う時代。

日本は世界でも例をみない住宅寿命30年余り。 

 

古民家から学ぶものはたくさんある。

東日本大震災の時の古民家の被害はどうだったでしょう。

古民家の修繕で多かったのは、被害があったとすれば昔ながらの瓦の葺き方をそのままだった家だけは瓦が落ちた。

これを引っかけ桟瓦の現代の葺き方に改修すれば、他は構造的にしっかりしたものばかり。

古民家は、地震の外力をうまく逃がす考え方を取り入れてるので何ともない。

 

住まいに対してユーザーが本当の事を知らないのが実情。

私たちは古民家を通して住まいのあり方、住まいのつくり方を教えてあげるのが使命である。