みなさんおはようございます。

 

 

こぶしの木。

 

NHKの朝ドラ「エール」は、昭和を代表する作曲家 古関祐而(こせき ゆうじ)氏の生涯の物語。

古関祐而先生とは縁があります。

 

私が通った中学校は当時、新設校でした。

入学式は校歌もなかったんです。

私の親父がPTA会長でPTAで校歌を寄贈しようということに。

 

誰に頼んだらいいのか親父にはあてもなかったそうですがある日、同級生の親が芸能関係に知り合いがいたらしく、その人を頼ってお願いに行ったそうです。

そこから始まってたどり着いたのが古関祐而先生だったらしいです。

当時、古関祐而先生は欽ちゃん(萩本欽一氏)が司会を務める”オールスター家族対抗歌合戦”の審査委員長なども務めていました。

テレビでもおなじみの顔で、優しいおじちゃまって感じ。

 

そして藤間哲郎(作詞)古関祐而(作曲)昭和の名コンビでの校歌が出来ました。

校歌のお披露目会には全校生徒、先生、保護者達が体育館に集まり、作詞・作曲の両先生方もお越しになり開催されました。

 

《藤間 哲郎 作詞・古関 裕而 作曲》

 

  1. 筑波嶺望む 校庭に こぶしは何を 呼びかける

 

内にきびしく ひとり克て 外にやさしく 愛を持て

 

その花こそは わが理想 みとせの春を 惜しまずに

 

友と歩もう 友と歩もう 学びの道を

 

 

2. 流れる利根に ひびきあり わが学舎に 力あり

 

常に真理を 求めつつ 若き命を 燃やしつつ

 

ああ 輝きの この集い 正しく 清く 美しく

 

友と進もう 友と進もう 未来を指して

 

 

この校歌を刻んだ石碑と、こぶしの木は今も学校のシンボルに。

古関祐而先生が作ってくださった校歌は、ふだん耳にするものとは違って、何か応援歌のような、元気が出るような、子どもながらに感動する校歌でした。

今、放映されている「エール」は、暗くなった世の中にエールを送ってくれてるような番組。

古関祐而先生らしく世の中を明るくさせてくれるのでは。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^O^)