みなさんおはようございます(^.^)

 

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きのうは、瓦職人のこの方のお祝いに。

 

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日本の瓦屋根には独特の美しさがある。  日本の文化を海外に輸出する。  しばらく海外で頑張ってくるって(^.^)

帰ってくる頃には、たくましく成長してるんだろうなぁ。  頑張って来いよっ!

 

 

昔の大工さんは、いったいどんな風に家を建てたんだろう・・・・・・・・

建物を見れば、大工さんが苦労したところがわる。 知恵をしぼったところも。

建物を見ながら昔の大工さんと話をしているかのように。

ホントに昔の大工さんの技術は素晴らしい。「よくもこんな工夫をしたもんですね」って感心する。

「古民家鑑定」にうかがうと新しい発見がたくさんある。

 

先人たちは、地震大国の日本を良く理解をしていた。  現代の建築は筋違(すじかい)を使う事を重視。

建築基準法で筋違を使う事が大前提にある。 きっと昔の大工さんが見たらあきれると思う。

 

筋違を入れておけば外からの大きな力がかかった時、つっかい棒のような役目は果たしてくれる。

しかし、ある程度以上の力が加わると、力を逃がせなくなる。 戻りがきかなくなる。

 

昔の大工さんの知恵を忘れて、筋違で建物をがんじがらめにしている。

自然の力に勝てるなどと考えてるのは思い上がりというもの。

自然の力とうまく付き合っていく考えの方がいい。 それが真の知恵と言うもの。

 

現代の技術の粋を集めた東京スカイツリーは、1300年以上も前に建てられた世界最古の木造建築の法隆寺五重塔の考えを取り入れている。

揺れてうまく力を逃がす考え。 古民家も束石の上に柱がただのっかっているだけ。

地震が来ようが、台風が来ようが、微動だにしない建物を造ろうなどと考えてはいけません。

地震が来たら揺れて、台風が来たら揺れる。  それでいいんです。 揺れるからこそ倒れないんです。

 

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^.^)