みなさんおはようございます(^◇^)
今日も木材の話を少々。
木材には、自然乾燥材(AD材)、強制乾燥材(KD材)、集成材とあります。 皆さんはどれが長持ちすると思いますか?
強制乾燥されたKD材は木材としては死んでいて、油っ気なんか全くありません。
ハウスメーカーが建てた家は全部このKD材です。
集成材は接着剤で張り合わせたものなので、接着剤の性能次第で変わってくるんでしょうね。
でも集成材が何百年も持つとは思えません。
湿気の多い日本で50年以上その品質が保たれるのは自然乾燥材しかありません。
実際に「なぜ自然乾燥材を使わないんですか?」と質問すると・・・・・答えは。
① あとでクレームが怖いから。 (自然乾燥材は生きてるので、長時じっくり乾燥させないと割れたり、曲がったりする)
② 材木屋にない。 (自然乾燥材が今は市場で少ないから)
自然乾燥材がいいことはプロならみんなわかってる。 自然乾燥材なら長寿命な家づくりが出来る事はわかってる。
でも多くの工務店や大工や建築屋は自然乾燥材を使わないんです。
ハウスメーカーは100%使いません。
屋根などはやりかえる事は出来ますが、柱や梁など構造材はやりかえる事は出来ません。
なぜ、長持ちする木材を使わないのか、おかしな話です。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^◇^)