茨城の歌人 「長塚 節」。

「長塚 節」の生家。  豪農にふさわしい100坪の母屋に書院。

 

昭和の戦前までは日本の民家はその家の歴史の象徴となるような大黒柱があった。

そうした木材は再利用して代々使い続けるという文化が存在していた。 現代の洗練された内装とは違った温かみのある住空間があった。

しかしつい最近まで古民家は簡単に解体され膨大な産業廃棄物として処分されていた。

年月の流れの中で味わいを増した飴色になった柱や梁、職人の匠の技が光る建具などがいとも簡単に重機で一瞬のうちに解体されていた。

 

田舎暮らしや古民家に住みたいという方はとても増えています。

古材を使われている昭和の匂いを醸し出しているお店や住まいには昭和生まれの人々が懐かしさにひかれ集う場所となります。

古民家のもつ「癒し」の空間を望んでいる人々は昭和の住み馴染んだ住空間の懐古なのかもしれません。