みなさんおはようございます(^O^)

 

 

ツバメがまた巣を作っています。

隣どおしに作るなんて仲がいいですね。

 

 

今、古民家をアメリカに移築する計画が進行中です。

香川県丸亀市の築320年の古民家「横井邸」

 

カリフォルニアのハンティントン財団が有するハンティントン・ライブラリーに

移築する計画が進行中です。

http://www.jyuikulife.com/11125.html

 

横井邸は江戸時代の村役人である庄屋の持ち物でした。

1713年に亡くなった横井家7代目の家長によって建てられ300年もの間ほとんどその外観に手を加えられず保存されてきました。

 

19代目当主の横井昭さんがこの家屋をハンティントン財団に寄付したのは2016年。

古い歴史を持つ家屋が海を越えるということは、容易ではありません。

 

まず木造家屋ゆえに、腐敗やシロアリによる損傷があれば移築ができない可能性がありました。

また移築を行うには関係する地方自治体や日本政府の承認が必要であり、いったん解体された家をカリフォルニアで再建築する際に、アメリカの建築基準で建て替えができるのかも不明という状態でした。

ハンティントン財団がこれら全ての判断を行うには、丸2年という調査と交渉の時間を要したそうです。

 

梁や柱は船でハンティントン・ライブラリーまで輸送され、再建築を行う予定となっています。

また、家屋と共に蔵も移築予定でありハンティントン財団は家屋を囲む日本庭園や周囲の様子まで再現するとのこと。

 

私たち「古民家再生協会」は香川県の山倉支部長を中心にこのプロジェクトを進めています。

移築した横井邸は、順調にいけば2020年秋から2021年の始めごろに公開されます。

 

古民家に夢とロマンを感じます。

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^O^)