みなさんおはようございます。

 

 

井上幸一氏のメルマガから引用。

スターバックスは国内に1704店舗 (ライセンス店舗142店舗)ありますが、フランチャイズ店は日本には一軒もなくすべて直営です。

ライセンス店とは「蔦屋書店のBook&Cafe」と「JRの商業店舗」だけです。

https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2004-294.php

 

私は1999年にスターバックスが広がり始めた頃、スターバックスコーヒージャパン株式会社にhttps://www.starbucks.co.jp/『FC展開はないのか?』とお問合せしたことがあります。

そして「直営のみでFCを展開する計画はありません」と言われました。

 

スターバックスはコーヒーを売って稼いでいるわけではありません。

コーヒー自体はそんなにめちゃくちゃ美味しい訳ではないんです。

私はブレンドコーヒーは「セブンの100円のコーヒーの方が美味しい」と思います。

でもスターバックスは好きです。

スタバの雰囲気が好きで、そこで過ごす時間が好きだからです。

 

これがスターバックスが一番こだわるポイントです。

スターバックスの一番のこだわりはお客に対して魅力的な「サードプレイス」

家でも職場でもない魅力的な第三の場所を提供する事なんです。

 

コンビニや他のライバル店のようにフランチャイズにしてオーナー経営にすれば、進出のコストも押さえられますし資金面での効率がよく、展開は早いですがサードプレイスの精神を一切崩したくないから「直営」に拘っています。

フランチャイズ経営にしたらフランチャイズオーナーは「利益を求めるために効率重視の接客サービス」をするかもしれません。

確かにその方が短期的に売り上げは上がるかもしれません。

資金がかかっても自分たちのビジョンを優先させた直営戦略なんです。

スターバックスが「環境問題」など素早く対応できるのも理念共有した直営店戦略がしっかりしているからなんですね。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)