みなさんおはようございます。

 

 

井上幸一氏のメルマガを引用。

電動化、コネクテッド、モビリティサービス・・・

自動車業界は100年に1度の大変革期。

トヨタ自動車の豊田章男社長(66歳)が4月1日に退任して、レクサスのトップを務める佐藤恒治氏(53歳)が社長に就任します。

 

豊田氏は今回の退任で「クルマ屋の限界」という言葉を何度も口にしました。

豊田氏は、国際C級ライセンスを持つ大の車好きでした。

ですからトヨタはスポーティーな走りができる車種が増えました。

「どうしても最後はクルマ屋の枠を出ないクルマづくりに向かっていたと思う。『I Love Cars』の情熱が強いゆえに、デジタルかつ電動化、コネクティビティに関して私はもう古い人間だ。未来のモビリティはどうあるべきかという新しい章に入ってもらうためには、私自身が一歩引くことが今必要ではないか」

 

佐藤氏は、エンジニア畑出身で、2003年からレクサスを担当。

「ドライバーを笑顔にするクルマを作るのが大好き」といい、豊田氏は佐藤氏を「トヨタの思想、技、所作を身に着けようと現場で必死に努力してきた人物。トヨタのトップはその体現者であって欲しい」と言っています。

佐藤氏の使命は「トヨタをモビリティカンパニーに“フルモデルチェンジ”させること」なのだと思います。

 

「ここまでは私の個人技で引っ張ってきたが、今後トヨタがさらに成長していくためには、私からちょっと離れたところでチームが適材適所で力を合わせてやっていくことにかけたい。若い新チームにぜひともご期待いただきたい」と豊田氏はエールを。

交代後、豊田氏は佐藤氏を中心とした新チームのサポートに徹し、トヨタだけではない自動車産業全体の支援に回ります。

 

そう言えばホンダの創始者本田宗一郎氏も根っからの技術屋でした。

「嫌いなことをムリしてやったって仕方がないだろう。私は不得手なことは一切やらず、得意なことだけをやるようにしている。各人が一番得意なものに全精力を打ち込んで人に惜しみなく与え、自分の欠陥は人に補ってもらうというのが、道徳教育の基本になるべきである」

と言っていました。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)