みなさんおはようございます。

 

 

先日の日本経済新聞の記事から抜粋。

今年の大河ドラマの主人公の徳川家康が「関東の華」と表現したと伝わる前橋城。

しかし利根川の水害を受けることが多く、江戸時代中期の1769年に廃城に。

藩主の松平氏も川越に移り住み、幕末に城が再建されるまで藩主不在に。

2月に放映されたNHKの番組「ブラタモリ」でもこうした歴史が紹介されました。

 

残念ながら今の前橋の市街地を歩いても歴史の息吹を感じられるような場所は多くありません。

城下町だった期間も短く、太平洋戦争で空襲にも見舞われました。

 

そんな前橋の街中に、歴史的な景観を取り戻す試みが4月から始まります。

「歴史まちづくり法」に基づいて前橋市が作成した計画が昨年12月に国の認定を受け、建物の修復などに国の支援が受けられるようになりました。

2023年度から10年間で総額19億円の事業費。

 

なかでも目玉は「前橋城本丸御殿」の復元!

いったん廃城になった前橋城は明治維新の前年(1867年)に再建されました。

再建された本丸御殿は明治以降には県庁舎として使用され昭和の初めころに取り壊わされました。

この本丸御殿を県庁舎近くの前橋公園内に復元しようというのが市の計画。

 

今回の計画では、洋風木造建築だったJR前橋駅の旧駅舎、国内初の洋式器械製糸工場である藩営前橋製糸所の復元も。

シビックプライド(市民の誇り)につながるような町並みの再現に今から楽しみです。

壮大なまちづくり計画、いいですね!

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)