おはようございます。
『じゃとら』3月号。
3月に入り、桃や桜の開花が待ち遠しいです。
2014年に初めて『kominka翠(旧山川邸)』を訪れた頃の写真です。
当時は草木が生い茂って、うっそうとしていましたが広大な森に囲まれた古民家は文化的にも歴史的にも価値の高いものだと感じました。
地域のために活用するなら、広々とした明るい場所にしたいという思いがありました。
現代の住宅と古民家の違いについてです。
現代の住宅は「在来工法」と言い、簡単に言えばアメリカのツーバイフォー工法のような家です。
それに対し古民家は「伝統構法」という戦後まで1300年以上も継承されてきた構法。
1300年以上と言うと世界最古の木造建築「法隆寺」が建てられた時代です。
日本各地にある五重塔、三重塔が倒壊したという建築の歴史はありません。
統構法で建てられた古民家も同じく長寿命で丈夫だということがわかります。
日本は昭和25年(1950年)に建築基準法が制定されました。
※「古民家」とは昭和25年以前に伝統構法で建てられた木造建築。
現代の建物は耐震的な考え方で、古民家は免振的な考え方です。
簡単に言うと「耐震的」とは地震の外力と真っ向勝負する考え方。
「免振的」とは地震の外力と上手く付き合う考え方。
古民家は揺らして構造を持たせ、復元力でもとに戻る構造になっています。
『kominka翠(旧山川邸)』も関東大震災や東日本大震災の時にも目に見える被害はほとんどありませんでした。
2023年の大規模改修をおこなった際には、古く風合いのあるものはそのままの状態を残し、構造面では制振ダンパーや構造用合板などで耐震性を高めました。
古民家をそのままの状態で、現代の生活の中で使うには不具合も多いですが、現代の住宅よりも優れているところも多いです。
古民家に使われている知恵を活かし、現代の生活でも十分活用できるところを取り入れることが必要だと思います。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)


