日本は美しい自然に恵まれた島国。

この美しい自然の日本は、固有の風景や固有の香りを生み出してきた。

自然と共存してきた古民家で育った日本人はそこには言い知れぬ安心感を覚えていました。

 

しかし昨今では、科学の進化と国際化の中で石油製品などが至るところまで使用され日本の風景や日本の香りまで変えてしまっている。

このままでは日本固有の風景が失われてしまう。

 

現代の新建材ばかり使用された家には日本の香りがしない。

古民家は太い柱や梁、土や漆喰など自然界が生み出した香りがする。

職人たちが手仕事で腕をふるってつくりあげた古民家は気品を醸し出している。

 

古民家を訪れると懐かしい奥ゆかしい日本の香りを感じ、忘れかけていた日本人の心を想い起こさせてくれる。