みなさんおはようございます(^◇^)  ひと雨ごとに、温かさを感じるように。

 

きのうは一日、監理技術者の講習で宇都宮に。  若い監理技術者も多く受講されていました。

バブル期の建設投資は80兆円。 現在の日本の建設投資はおよそ48兆円。

民間が58%、政府が42%。

 

建設業離れが・・・・・ 建設業の就業者は今では全産業のわずかに7.8%。

それも50歳以上が圧倒的に多い。  これでは建設産業は活性化しない。

 

現在は、建設業も自動化やロボットが。

図面も、昔とは違い、三次元キャドで、若年層でも図面がわかるように。

昔みたいに、図面を見て、大体の感じを今の人たちにはつかめない。 建設業界も本当に変わってきた。

 

2015年までに、築城から400年以上の歳月を重ね、日本で初めて世界文化遺産に登録された国宝の姫路城の保存修理がおこなわれました。

 

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全国各地から1万4000人もの職人が修理を手掛けた。

瓦や漆喰、木工事などを職人たちが輝きながら。

そして、白さぎが羽を広げるように美しい姿の大天守が蘇えった。

 

地域に残る古民家も、再生を職人が手掛けることで、地域活性化にも繋がる。

そして若手職人の技術の継承にも。 若い職人が、夢を抱いて腕を振るって、その対価を。

昔のように職人が手間をかける仕事が、職人を輝かせ、そこに魅力を感じさせる。

これ以上、職人を減らしたり、建設業離れを増やしたら、日本の文化がなくなってしまう。

 

日本の伝統技術の素晴らしさは、現代も生き続けている。 これを残し後世に繋いでいく。

100年先、200年先、そしてその先の未来に向かって。

それが日本の文化。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^◇^)