みなさんおはようございます。

 

 

今日は立春!

暦の上ではもう春です。

 

井上幸一氏のメルマガを引用。

帝国データバンクの統計資料「全国・後継者不在企業動向調査(2021年)」によると、国内企業のうち「およそ3分の2(61.5%)」の会社が後継者不在の状態にあります。

中小企業の経営者の多くが高齢者になっているうえに、人材不足も相まって、事業承継がうまく進まずに、廃業や清算を余儀なくされる中小企業が増加しています。

 

ニッセイ基礎研究所「継承意識調査」では、子の親の事業の承継意思について「承継者は決まっておらず、自分は承継するつもりはない」と考えている子は49.5%と半数近くになっています。

承継したくない理由は

・親の事業に将来性・魅力がないから・・・45.8%

・自分には経営していく能力・資質がないから・・・36.0%

 

そんな時代に「子(親族)に託す」「社員に託す」「他社に渡す」・・・・

託す、託される・・・・

それぞれの立場で大変ですが、両方経験した私の立場から言うと、ある程度成功している会社は「託される方が大変」です。

何故なら「同じことは出来ないから」です。

 

いい事業・魅力的な事業を残せないのは基本的には託す側が悪いですが、託される側の能力・資質は、先代と比較するから感じることで、会社は代が変わると「理念さえ同じ」なら「手法は託された側次第」です。

私は「託された時」に必死で親に負けないと思っていましたが・・無理!

そもそも「時代が違う」のです。

 

歳を取ると経験は積めますが「時代に合わせること」が難しくなってきます。

ビジネスの世界では「成功経験が明日を引っ張る」ことが多くあります。

「失敗経験は意外といつまでもプラス」に働きます。

 

誰も好んで失敗する人はいません。

できれば失敗は避けたいものです。

でも失敗を恐るあまり挑戦することを躊躇しては成長しません。

一番いけないことは、失敗を避けることが目的になり行動を起こせないことです。

 

失敗は必ず起きるもの。

致命的な失敗さえ避ければ(それは人が教えてくれるもの)

失敗が成功のために必要なものですから怖がることはありません。

 

成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。

肝心なのは、続ける勇気である。 〜ウィンストン・チャーチル〜

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)