みなさんおはようございます(^◇^)
私が社会に出た時は絶頂期。 会社に入ってすぐ、何もわからないまま現場監督に。
現場を5か所も6カ所も預けられ、毎日が失敗や間違えの連続。
でも苦労や失敗の中にも職人とのやり取りの中で、現場で図面をひろげながら仕事を覚える楽しさのほうが勝っていた。
たくさんの現場を一気にこなしたから仕事を覚えるのも早かった。
仕事を楽しく出来たのも上司や先輩方のご指導があったから。
バブルの時代には職人はもう職人ではなくなっていたような・・・・・
ただお金をたくさん稼ぐ、単価のいい現場をスピードでこなす時代に。
昔のような、本当の職人とは言い難いものに。 技術も、職人の気質も・・・・・
今は現場の仕組み、建設業の仕組みは、一人の現場監督があっちもこっちも現場をいくつも持つ事は許されない。
何でも法でがんじがらめに。 いずれにせよ今はそれだけの現場の数もないのが建設業界の現状・・・・・
それでも今、建設業界では技術者や職人が不足しいる。 今の建設業や職人に魅力が無いのも原因のひとつ。
昔は、手間を掛ける仕事が職人を育て、それがいいものを造り出した。 それが収入として対価でかえってきた。
現代社会に於いて手間を削られるなんてのは、きっと建設業界くらい。
他の仕事で手間を削られたり、まけろなんて仕事は無いと思う。
技術の向上や技術の継承が技術者を育て、職人が育つんです。 それが地域を活気づけ、魅力にも繋がる。
職人が誇れる、魅力を取り戻せる時代にしたい。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^◇^)