みなさんおはようございます(^◇^)

 

 

昔は人も住まいも自然と共に生きてきた。

四季折々に自然を感じながら人々は助け合って生きてきた。

 

家を建てるときも大工や職人だけでなく、近所となりの人たちが手伝いあって。

それが地域のコミュニティーにもなっていた。

 

先人たちは日本は地震も多く、安全な場所など無いという事をわかっていた。

だからお互いに助け合いの精神を繋いできた。

 

昔から遠くの親戚より近くの他人とよく言ったもの。

建物も自然に逆らって造ろうなんて・・・・・・ 自然には勝てるはずがないのに。

地震があるたびに建築基準法が改正になり、どこまで建物をがんじがらめにするんでしょう・・・・・

古民家のように自然と上手に付き合う先人の知恵を取り入れるべき。

 

古民家にはたくさんの知恵が残されている。

古民家の良さは、

① 自然素材なので再活用しやすく、また廃棄しても有害なものはない。

② 古民家は伝統構法で建てられている免震的な構造で地震が起こっても修理が可能である。

③ 地産地消の材料で建てられた古民家は無駄な輸送をおこなわない為に地球環境にいい。

④ 夏の暑さを和らげる工夫は現代の住宅でも活かす事が出来る。

⑤ 外部との一体感を重視した古民家は自然環境との調和を生み、人の心にも癒しを生む。

⑥ 個人主義でなく、家族との団欒を重視する考え方からは現在も学ぶべき点は多い。

⑦ 一部屋で就寝を重視しておこなう古民家は家の大きさを小さくでき、コスト面、環境面とも学ぶ事が多い。

 

逆に現代のライフスタイルにそぐわないものとしては、

① お客様中心の間取りは使いづらい。

② 土間でおこなう作業は現代ではない為に無駄なスペースとなる。

③ 男性優位の考え方は男女平等の精神に反する。

④ 冬の寒さは改善する必要が大きい。

 

先人の知恵に学ぶところは学び、現代のライフスタイルに合わせた提案をすることがポイント。

古民家の活用でお悩みの方はお気軽にご相談下さい。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^◇^)