みなさんおはようございます(^O^)

 

 

 

山川邸は山川家所有の代々受け継がれてきた歴史的にも文化的にも価値のある古民家。

この古民家を囲む広大な屋敷林はおよそ3万坪。

山川邸はそのままでも勝負出来そうな古民家。

目の前には畑が広がり野菜の収穫も。

 

私たちが活用させて頂く前は10年ほど空き家の状態でした。

山川邸は中世の豪族として栄え、豊臣秀吉や上杉謙信からの文書も。

普通の古民家ではなく由緒がすごすぎるお家柄。

 

廊下は二条城のようにウグイス張りのようになっています。

キュッキュッと音がします。

最初に私たちが訪れた時はこの音が何か悲しげに・・・・・

今では喜んでくれているように聴こえる。

家は人の手が入るから生きていける事を実感しています。

 

私たちは山川邸の古民家と広大な屋敷林を活用し賑わう場所にしたいと取り組んで参りました。

外国人が喜んで来てくれるような場所にしたい。

外国人からしたらそうとうインスピレーションを刺激するのでは。

 

しかしこういう想いを実現することの難しさに直面しています。

イベントを企画し開催したりしているだけの収入は正直微々たるもの。

これだけでは人件費も森林の整備費用も、諸々の経費も到底まかなえません・・・・・

 

活用していくには改修工事は不可欠。

文化的な価値、歴史的な価値、地域の大切な観光資源として限りない可能性のある資源をただ指をくわえているだけでは・・・・・

多くの方に関わって頂き、ご協力を頂いておりますが、このまま改修が出来ないと近い将来、事業を撤退せざるを得ない状況に。

これだけの素晴らしい資産は他にはありません。

深刻な問題に直面しています。

 

 

きのうも新聞社の取材を受けました。

山川邸について、古民家について、古河の歴史について。

古河は万葉集にもうたわれる歴史の古い街。

万葉の時代から、交流の場であり、経済の場であり、遊びの場であった街。

令和の時代の幕開けと共に古河に再び明かりが灯されるように。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^O^)