おはようございます。

 

 

井上幸一氏のメルマガを引用。

古民家再生での利活用は、環境負荷の低減に大きく貢献しています。

既存の建物を解体せず活用することで、新築に比べて建設廃材が大幅に削減されます。

また、古民家に使われている木材や土壁などの自然素材は、現代の工業製品と違い生分解性が高く、環境への負荷が少ないという利点があります。

 

地域の歴史や文化を体現する古民家は、その土地ならではの景観を形成し、地域アイデンティティの核となります。

古民家を保存・活用することで、画一的な都市開発では生み出せない個性的な街並みが形成され、観光資源等としての価値も高まります。

 

具体的な活用例として、古民家を改修したカフェや民泊、工房など・・・各地で人気を集めています。

こうした施設は地域住民の交流拠点となるだけでなく、観光客を呼び込み、地域経済の活性化にも寄与しています。

また、テレワーク・二地域居住の普及により、自然豊かな環境での生活を求める人々が古民家を活用する例も増えています。

 

同時に古民家の再生には耐震性の確保や断熱性の向上など、現代の生活水準に合わせた改修が必要です。

それに挑戦してきたのが「古民家再生協会」です。

昨年は「建築基準法改正に伴う伝統工法古民家再生の仕組みの構築」をし、新しい仕組みを構築ましたが、今年は「気候風土適応住宅の運用の改正」に挑戦しています。

https://www.mlit.go.jp/common/001753442.pdf

 

古民家を活かしたまちづくりは、環境保全、文化継承、地域経済の活性化、コミュニティの強化など多面的な効果をもたらす、サスティナブルな社会実現へ効果的なアプローチです。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)-☆