結城市にある「結城酒造」

 

結城市は、私の住む古河市からおよそ20~30分くらい。

全国でも有名な結城紬(国の重要無形文化財)がある。 結城には歴史と文化を感じさせる町並みが今も残されている。

古い酒蔵もある。

結城酒造は1859年(安政6年)に建築されたと考えられる老舗の酒蔵。

結城酒造の仕込み部屋

結城酒造の「つむぎ娘」

 

今日はお酒の話を少し。

日本で最初にお神酒(おみき)をつくったとされるのは、安産や火難除けなど多くのご利益で知られている木花佐久夜毘売(コノハノサクヤビメ)である。

この女神が子供を産んだ時にお神酒をつくって祝ったという神話があることから酒造の神様として信じられている。

コノハノサクヤビメは京都の梅宮神社に酒解子神(サケトケノコノカミ)という名前で祀られており、酒造りに携わる人々に古くから崇められている。

さらに京都の酒の神様といえば、嵐山にある松尾大社にもコノハノサクヤビメの父であるオオヤマクイノカミが祀られている。

 

この神社では毎年11月に醸造の安全を祈願する”上卯祭”(じょううさい)が執り行われ、神前には数々の銘酒が供えられる。

酒造関係者は毎年酒の仕込みが始まる直前のこの時期に酒の神様に酒の仕上がりを祈願するのです。

師走のおとずれは、もう間近! 忘年会シーズン。 美味しいお酒を呑んで良い年を迎えましょう(^O^)/